症状
腕を上げ下ろしするときや、後ろに回すときの痛み、引っ掛かりが典型的な症状です。また、肘を脇から離しての動作がつらく力が入りにくくなることもあります。その一方、関節が硬くなってしまうようなことは、比較的少ないです。状況によっては、痛みにより夜中に目が覚めてしまったり、日中安静にしていてもズキズキとした痛みに悩まされることもあります。
 
図1 肩関節の構造。上腕骨と、肩峰という肩甲骨の一部の間に、「腱板」という組織があります。通常は上腕骨を動かすときに、腱板は肩峰の下をスムーズに動きます。
    
  
